より防犯性能の高い鍵にすることも住まいの防犯対策では重要

住まいの防犯対策の中で特に行われているものとして挙げられるのは、侵入経路となりうる玄関の鍵の防犯対策です。比較的新しい住宅であれば、ドアに最低限の防犯対策が施されていることが多いですが、ふた昔ほど前に建設された古い住宅だと玄関の防犯対策がまったく行なわれていないことも珍しくありません。お金はかかりますが、犯罪に遭遇して被害にあうのを防ぐためにも、出来る限りの対策はしておきたいものです。

数々考案されている玄関の鍵の防犯対策のうち、割とよく行なわれているのがディンプルキーへの鍵交換です。古い住宅だとディスクシリンダーキーが用いられていることが多いですが、このキーはピッキングに非常に弱い構造となっており、手口を知っていれば簡単に解錠されてしまいます。ディンプルキーは、ピッキングだけでなく、破錠にも比較的強いのでおすすめです。ただし、鍵をなくしてしまうと、錠前と新しい鍵をつくるだけで数万円の費用がかかってしまうので、ディンプルキーにした場合は絶対に鍵をなくさないようにしましょう。

また、1ドア2ロック化も比較的よく行われています。住居侵入者の大半は犯行に時間をかけることを極端に嫌うため、錠を2つにするだけでも効果があります。この方法は、玄関だけでなく窓からの侵入対策にも有効で、多くの家庭で行なわれています。古い家なら特に玄関の鍵を交換することをおすすめします。

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